天馬とクライアントの守護霊が会話している降霊術の現場を「そのまま」レポートしています。守護霊降霊術の実際の雰囲気が伝わるよう、なるべくそのまま書き起こしています。天馬のクライアントのやり取りをそのままお伝えしますね。
クライアントは40代の女性で「子どもができない理由を知りたい」ということでご依頼を受けました。守護霊降霊術では、まず知りたい事やテーマと関係ある過去世を見に行きます。
以下、天馬とクライアントの会話です。
過去世への旅
足元を眺めてください。どんな足元が見えますか?履物は履いてますか?
ぞうり。
ぞうりを履いているんですね。地面はどんな感じですか?
土です。
草が生えていない土の上ですか?
草は見えます。
草が見える。少し視点を上げて観ましょう。足や腰、身体、どんな服装をしていますか?
着物を着ています。
着物を着ているんですね。じゃあ日本ですね。男性ですか女性ですか?
女性です。
髪の毛はどんな感じですか?
黒い長い髪です。
何歳ぐらいに見えますか?
20代ぐらいです。
周りの風景はどんな感じですか?
昔のお屋敷みたい。大きいお屋敷の庭にいます。
時代はわかりますか?
平安から室町ぐらい。
その女性の職業はわかりますか?
子どもを殺されたイメージがきます。子どもを殺されてる。見たくない。
見たくないんですね。
力のある人の奥さんなのか妾なのか。
跡継ぎ争いかなにかで殺されたんですかね?結婚した相手はわかりますか?
わからないです。
その時代に今のご主人がいるかわかりますか?
(小さく頷いて、泣き出す)
ご主人はどんな人だったんですか?
子どもの父親、私の旦那さんの家来です。武士の格好をしていて、私のそばで私を守ってくれています。(号泣しはじめる)
ご主人がその時代に守ってくれているんですね。では場面を移動しましょう。どんな場面になりましたか?
子どもを抱いています。
子どもは何歳ぐらいですか?
赤ちゃんです。
周りに人はいますか?
お付きの人が何人かいます。
赤ちゃんを抱いているところから、場面をまた変えて見ます。どんな場面に移動しましたか?
子どもが大きくなっていて、2歳か3歳ごろです。庭であそんでます。
お子さん以外には誰かいらっしゃいますか?
お付きの人がいます。
そのお子さんが殺された真相を見に行きますか?
見にいってもいいですし、とばしてもいいですが・・・なんとなくわかるから大丈夫です。
では人生が終わる日に移動します。お座敷に横たわっていますか?
いえ。
どういう状態ですか?
切られて死ぬみたいです。
戦があったんですか?
周りの人も切られて私も切られて、私の旦那さんも切られて
あぁ、一緒に亡くなるんですね。今から魂が抜け出ます。人生がエンディングを迎えます。その人生はあなたにとってどんな意味のあった人生だったのでしょう?
殺されて、今の旦那さんが守ってくれて、その思いやりがすごく伝わってきて・・・(泣き始める)
魂がそらに昇っていきます。天使たちが迎えにきてくれました。天使たちは何と言ってますか?
つらい思いをよく乗り越えた。
その人生のテーマや課題はわかりますか?
ただただ幸せを経験したくて、生まれたのに上手くいかなくて・・・
では本人としては、悔しい思いが残るわけですね。
はい。
守護霊降霊
過去世の旅を終えて、いよいよ守護霊様をお呼びします。ここからもなるべく臨場感が伝わるように、天馬と守護霊様の対話をそのまま書いてい行きます。
霊天上界にまします守護霊様よ。どうかこちらに降りたまいて我らの質問に答えたまえ。(音叉をならす)。お越しいただけましたでしょうか?
(ちいさく頷く)
いつも守護していただいている方ですね
考えるでない。
考えてはいけないんですか?
降りられぬゆえ考えてはならん。身をゆだねよ。私に身をゆだねよ。
守護霊様に身をゆだねた方がいいのですね?
入りたくても身体に入れぬ。考えるな。
なるほど身体に入りにくいんですね。
今この場で身体を借りて話そうにも、こ奴が色々考えるがゆえ、入りづらい。
わかりました。(クライアントの意識を鎮静化させる儀式を行う)。守護霊様、話せますでしょうか?
(小さくうなずく)
守護霊様、こちらにお越しいただきまことにありがとうございます。今日このような形で守護霊同一化の秘儀をさせていただいたのは、守護霊様もお手伝いしていただいたのでしょうか?
こやつに私の存在を知らせるため、機会を得たかった。
あぁ、そうなんですね。守護霊様がいるってことをお伝えしたかったんですね。なんでそういうタイミングになったんでしょうか?
こやつは、孤独を感じやすい、見守る存在があることを伝えねばと思い・・・。
そうなんですね。孤独を感じやすいから、見守る存在がいることを伝えるためにいらっしゃってくれたんですね。この人の、今世の使命・テーマ・やるべきことなどを教えていただけますか?
ただただ自由に、幸せを経験すればよいのに、いつも他人を優先し傷を負うことも多い。
そうなんですね。
もっと楽に、天真爛漫に過ごせばいいものを、みなこやつの優しさに甘えるものばかりが寄ってくる。
守護霊様がそういうときにお守りしていただいているんですね。
周りに、見えぬ者を伝える者たちがいるから、その者たちに協力を得て、支えるようにしている。
なるほど、周りの人に働きかけていらっしゃるんですね。ただただ幸せを感じるような人生を歩むべきだと?
(うなずく)
今、お越しいただいている守護霊様は過去世でよろしいのでしょうか?
(首を横にふる)
宇宙からいらっしゃいましたか?
天より来て、このものを護ろうと・・・。
普段はどんなことがお得意でいらっしゃいますか?
この者の望みを叶えることが私にはできる。ただ、こやつは望まん。
この人は望んでいないんですね。だからお手伝いのしようがないと。どんなことを望んだらいいかアドバイスをいただけますか?
もっと自身の身が軽くなるように、自分のために時間も富も使えばよいのだ。
今お越しいただいている方は男性ですか?
(うなずく)
神官ですか?
(首を振る)
武士ですか?
(首を振る)
どんなことがお仕事では得意ですか?
人の願いを叶えることが仕事。
もしかして神格を持っていらっしゃいます?
(うなずく)
そうなんですね。神さまの一人なんですね。お名前を頂戴することはできますか?
(首を横にふる)
それはダメなんですね。
私に名はない。
名前はないんですね。人々の願いを叶えることを仕事としていて、今はこの人の守護を担当していると。では、望みを叶えたいと思ったときにどんな形でお願いをしたら届くでしょうか?
ただただ願えばいい。
ただただ願えば、それだけで通じるんですね?
こやつが、心より望んで穏やかに過ごせるよう、満たされた幸せを感じる為に必要なことを祈ればよい。
その祈り方とかは神棚の前の方がよいのでしょうか?
難しいことはない。ただただ祈ればよい。
作法とかはいらないんですね。祈るときにお名前があった方が祈りやすいんですが。
私に名はない。
わかりました。日々のご守護心より感謝申し上げます。ではクライアントの意識に伺います。何か他に聞いておきたいことはありますか?
いえ、大丈夫です。何かあれば教えてくれると、言ってもらえたので。
では守護霊様の意識に戻ってください。こういう尊い時間はなかなか機会がないので、ぜひ最後にアドバイスをいただきたいのですが。何か伝えたいこと、言い残したことなどはございますか?
私に名はない。この者は、周りへの感謝を繰り返したがゆえ、私はこのものを選んだ。
感謝の心が強いから選んだんですね。
人につくしたいという思いや、人を救いたいという思いが強い者であるので、少しでも穏やかに過ごせるようにこの者を通じ人を助けたい。我らのように名を持たぬ神はたくさんいる。
名がある神だけが全てではなくて、人々を救うために肉体に宿っている魂のなかから、感謝の思いが強い人を選んで人を救うお手伝いに使っていると、そういうことなんですね?名のない神ではあると思うのですが、役割でいうと菩薩や観音様に近いんでしょうか?
それに近いだろう。人々の思い描く願いはみな似ている。助けて欲しいと願うこともまた似ている。我らはそれを救い助けたい。このものは人の話を聞ける。このものは人に優しくあれる。自分に厳しく、他のもののために自分を犠牲にすることもいとわぬ。もののことわりがわからなくなり、どこに向かうかのあてのない者たちを救うには適したものであると思っている。
私が勉強した中では、守護霊様というのは主に過去世の方がやることが多いと伺っているのですが、過去世ではなく、こういった形で神さまがつくこともあるのですね?
過去世は過去世、そのものの課題を終えたなら次に何をするかという役割が天より与えられる。この者は今の世において人を救う役割に立たされておる。そして我も同じく人を救う役割でこの世におる。みながみな、思いやりを持ち優しさを持ち、過ごしていたならこのような仕事もなく、この者もただ自分の幸せだけで良かったであろうが、今のこのとき必要とされ、我らが選び、ここにいる。このものは優しく、我らもそばにいてとても居心地が良い。ただ、自分を犠牲にすることが多く、そのことだけは気を付けて欲しい。そのことをメッセージとして伝えたい。
わかりました。たしかにメッセージを伝えさせていただきます。
伝えずとも良い。
この者には、私の声も聞こえているし、姿も見えている。このように私をこの者に見せ、つなぐ場を与えてくれたことに感謝する。ありがとう。
とんでもございません。こちらこそ、こちらにお越しいただき、貴重なアドバイスをいただいたことに心より感謝申し上げます。あと、何か言い残したことはないですか?
あとはこの者とつながれるゆえ大丈夫。
ありがとうございます。それではこのセッションを終了させていただきます。
(降霊術の終了)
いかがでしたでしょうか。なるべく脚色なくお伝えしようと思い、そのままのやり取りを書いてあります。他のクライアントの記事も順次足していきたいと思います。